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黒=センター事務局
関西事務局/東京事務局/センター事務局/
(専従事務員はいなかった。 本来は各MLに一人、代表とともに事務担当者が必要だった。)

(新版原理D-3より)

D-3  NAMは次の三つの領域からなる。関心系、地域系、階層系。それらはそれぞれ複数の部門をユニット(単位)としてもつ。各人は、同時に、これら三領域に属する。関心系の場合、各人は複数の単位に所属してよい。各ユニットは、それぞれ自律的なアソシエーションであり、代表および事務局をもつ。これらのユニットから選ばれた代表がセンター評議会を構成する。また、そこで代表が選ばれる。代表は、どのレベルでも、互選とくじ引きによって選出される。規約改正などの重要な議題に関しては、全会員による討議と投票がなされる。(略)

NAMは、プルードンが指摘したアンチノミーを踏まえて出発している。そして、このfederationにないものをNAMの「憲法」に加えている。地域系と関心系の区別、多重所属によるセミラティス型組織、くじ引き(プルードンは反対であった)、さらに、multi-LETSである。最後に、くりかえすが、NAMは対抗ガンとしての運動である。NAMの「原理」はいわば遺伝子であって、資本=ネーション=ステートというガンのなかに、対抗ガンを作り出す。したがって、NAMが組織として拡大するかどうかは重要ではない。「NAM的なもの」が対抗ガン細胞として現実に定着するかどうかだけが重要である。 NAMは、現実の社会がNAM的になったとき、消滅する。しかし、それまでは潜勢力virtualityとして存続するだろう。


(新版原理F-4より)

F-4 センター事務局は輪番制で移動する。すでに、二〇〇〇年一月にセンター事務局は、大阪から東京に移転している。現状での、センター事務局の任務の一つは、どこでもセンター事務局ができるような技術的な体制を作りあげることである。

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